福島第一原発 廃棄物保管容器の汚染水 一部は川流出の可能性

福島第一原発 廃棄物保管容器の汚染水 一部は川流出の可能性
07月19日 19時55分 NHK

 

福島第一原子力発電所で、先月、放射性廃棄物を保管するエリアの排水升から高い濃度の放射性物質が検出された問題で、東京電力は、一部は、隣接する川に流れ出た可能性があると発表しました。
ただ、川などで測定している放射性物質の値には変動がなく「環境への影響はない」としています。

福島第一原発では、先月29日、放射性廃棄物を保管しているエリアの排水溝の升にたまった水からベータ線を出す放射性物質の濃度で1リットルあたり750ベクレルという比較的高い値が検出され、周辺で見つかったふたが空いた容器にたまった水からは、1リットルあたり最大7万9000ベクレルという非常に高い濃度の汚染が確認されました。

東京電力によりますと、容器に保管されていたのは汚染された土で、容器内の水からは放射性物質ストロンチウムが検出されたほか、排水升の水からも少量のストロンチウムが検出されたことから、東京電力は、汚染された土が入った容器に雨水などが入り込んであふれ、排水枡に流れ込んだとみられると発表しました。

一部は隣接する川に流れ出た可能性があるということです。

ただ、川や付近の海で測定している放射性物質の濃度に変動がないことから、東京電力は「環境への影響はない」としています