トリチウムは安全だと、意図的に誤解を広めるものではありませんか?

4月14日 参議院 資源エネルギーに関する調査会 

山添拓議員&復興庁 角野統括官 

#コッカイオンドク! トリチウムは安全だと、意図的に誤解を広めるものではありませんか? の巻

 


山添拓議員
「昨夜、復興庁のホームページを観て、驚きました。
トリチウムゆるキャラのように登場しています。これは親しみやすさのためだ、こう言う担当者の発言も、報道されておりました。
しかし、事故原発から放出されるトリチウムは、親しむべき存在ではありません。
6ページを見ますと、『世界でも流している』、と言って他の原発の排水と同じであるかのように 強調までしているんですね。
復興庁に伺いますが、この広報、どこにいくらで発注したものですか?」
委員長
「復興庁 角野総括官。」
復興庁 角野総括官
「お答えいたします。
ご指摘の『ALPS処理水について知ってほしい3つのこと』、動画とチラシは、令和2年度 放射線等に関する情報発信事業により作成しています。 本事業は、風評の払拭に向け ラジオ、インターネット等多くの媒体を活用し、情報発信を行う事業でありまして、内容はALPS処理水に限らず、放射線に関する正しい知識や、福島の現状等について広く情報を発信していくことを目的にするものでございます。 
 ご質問いただきました件、当該事業全体額、すなわち事業者との契約金額は 3億700万円でございますが、お尋ねのありました動画およびチラシ作成にかかった金額につきましては不開示情報のため、詳細な金額には申し上げられませんが、今申し上げた数字のうち だいたい数百万円程度でございます。」
角野統括官、一礼して席に戻ろうとする
山添議員(マイクを通さず)
「どこ?どこに?」
角野統括官
「これは、あの、電通でございます。」
委員長
「山添拓くん」
山添議員
電通に発注されていたと。 この広報予算というのは 昨年度は4.7億円でしたが、今年度は9.7億円と、増額を、倍増しているんですよね。
海洋放出を前提として、さらに、こうした広報をしていくというつもりなんでしょうか。
土地や、水や、生産物や、その汚染状況を調べて、事業の再建や復興に努力が重ねられてきました。
そういう方々が、このトリチウムゆるキャラ化した広報を見て、どんな想いで、ご覧になるかと思います。
これこそトリチウムは安心安全だと言って、意図的に誤解を広めるものではありませんか?」
委員長
「角野統括官」
角野統括官
「お答えいたします。
放射線というテーマは専門性が高く、わかりづらいことから、できるだけ多くの幅広い国民のみなさまに関心を持ってもらい、科学的根拠に基づく正しい情報を知っていただきたく、イラストなどを用いながらわかりやすく解説していくことがたいへん重要でございます。
ご指摘のキャラクターについては、いわゆる「ゆるキャラ」と言うことではなく、科学的根拠に基づく正しい情報をわかりやすく解説するためのイラストでございます。
三重水素であることや、水と一体であることなど、トリチウムの性格をわかりやすいよう、イラストで表現したものとなってございます。
ただ、いずれにいたしましてもご指摘の点も含めまして、様々な国民のみなさま、視聴者の声や感想などを参考にしながら、よりよい内容になるように、適切に見直しを進めていくことはたいへん重要だと考えてございまして、今後検討を重ね、リスクコミュニケーションを適切に行ってまいりたいと考えています。」
委員長
「山添拓くん」
山添議員
「正しい内容でもないと思うんですね。
さきほど更田委員長が、福島原発と、ほかの原発の水とは違うのだと。
炉心損傷を経ている。
検出限界以下だとしても、他の核種についても含んでいるので、違う、と言うことをこの場でもお話になった。
ところがここでは、『世界でもすでに海に流しています』とこういう表現になっている。
正確に、とおっしゃるのであれば、そのあたりも含めて見直すべきだと 指摘をしておきたいと思います。」