JOC竹田会長 “質問受けず” に報道陣から批判噴出

JOC竹田会長 “質問受けず” に報道陣から批判噴出

2019年1月15日 13時38分 NHK




竹田恒和会長の記者会見の開催はJOCが3日前の今月12日に発表しました。ところがJOCは15日の午前2時すぎになって「フランス当局が調査中の案件のため、質疑応答は差し控えさせていただきます」という追加の文言を加えた案内文を報道各社に送り、会見は竹田会長が用意した文書を読み上げる形で行われました。




会見の直前にはJOCの広報責任者が竹田会長の「肩書」を「招致委員会の元理事長」と断ったうえで、午前11時に始まった会見では竹田会長はふだんよりもやや上ずった声でみずからの潔白を強調しました。

竹田会長は一方的に話し続け、およそ8分後、質疑応答を受けずに席を立ちました。

報道陣からは「質問を受けてください」と求める声が上がり、その後も、なぜ質疑応答に応じないのかと批判する声が相次ぎました。

これに対してJOCの広報責任者は「フランスの当局が調査中のため」という説明を繰り返し、質疑応答を受けないことを決めたのは14日夜のことで、「慎重に協議した結果でメディアの皆様には事前に報告したほうがよいと考えて発表した」と、午前2時に質疑応答に応じないことを通告した理由を説明しました。

ただ会見場を出たあとも報道陣が広報責任者を囲み続け、批判が収まることはなく、来年に迫った東京オリンピックパラリンピックへのダメージを最小限にとどめたいという会見の当初のねらいとは逆に、トップの説明責任にさらに批判が高まりイメージを悪化させる結果となりました。