民進は執行部を変えるか連合と手を切るか

民進は執行部を変えるか連合と手を切るか
2016年10月25日9時24分 日刊スポーツ




 ★民進党参院選挙敗北後、都知事選挙でも迷走、蓮舫新執行部ができてからも新潟知事選挙、衆院東京10区と福岡6区の補選でもさして有効な手だてなく、野党共闘の確認すらできず敗北記録更新中だ。その間、連合は野党共闘に極めて非協力的で、民間労組はもう労働組合というより大企業の自民党別動隊でしかない。

 ★20日、連合会長・神津里季生は蓮舫新潟県知事選で、党が「自主投票」と決めた共産、自由、社民が推薦した米山隆一の応援に駆けつけたことについて、「(自公候補を支援した)連合新潟にとっては、火に油を注ぐようなものだった」と批判した。前日には党幹事長・野田佳彦が連合に謝罪している。連合は原発に関する政策について「国の原子力規制委員会で安全が確認され、地元住民の同意があるものは再稼働すべきだというのが基本的な流れ」としている。つまり原子力政策は国策で労組が口をはさむべきものではなく、国策が変更されればそれに準ずるということなのだろう。

 ★「民間労組の電力、JR、自動車などはこの政策に準じている。しかしもう連合は政策などではなく自民党の別動隊のようなものだ。元来連合は労働3法にも批判的で、国策うんぬんなどという立場ではない。ところが労使関係をうまくやる労組幹部は、その後会社本体の労務担当役員として会社の経営陣に返り咲くものが多い。労働者の代表という立場は腰掛け。それに連合686万人とその家族は、単純計算でもその倍、1300万票ぐらい出てもいいはずだが、自分の出身母体の組織内候補は一生懸命当選させるが民進党支持者ではない」(民進党中堅議員)。連合は新潟の考えで行くのならもう民進に推薦を出すことはできなくなるのだろう。民進党は執行部を変えるか、連合と手を切るか決める時期だ。(K)※敬称略