日本は非核三原則を国是(国会決議)としながら、プルトニウム約47万トン国(核爆弾5000〜7000発分)をも持つ核物質保有大国。この量は実に世界の10%。福島原発を事故を経験しても、なお核を手放す気配がありません。

日本は非核三原則を国是(国会決議)としながら、プルトニウム約47万トン国(核爆弾5000〜7000発分)をも持つ核物質保有大国。この量は実に世界の10%。福島原発を事故を経験しても、なお核を手放す気配がありません。
唯一の被曝国でありなから、核を持ち続けるというダブルスタンダード国家。これが日本の正体。
最終処分も確立されていない核。人類がこの先 数十万年も管理できるはずもありません。最終処分場計画では、現存する文明との非連続性を考慮し、未来への伝言として象形文字での表示も考慮されている程です。
戦争の連続だった人類の歴史。しかし、私たちは、国境を超えてお互いを良く知ること(外交)と知恵によって核と戦争に終止符を打てると信じます。
現在、核拡散が最も心配される地域は、アジアと中東。
日本は平和憲法を持つ国、唯一の被曝国として、非核三原則を堅持し、アジアと世界の平和・安定に向けた外交、核廃絶のリーダーとなるべきです。
戦後の日本にとって、絶対的平和主義を貫く平和憲法こそがアジアや世界への謝罪そのものでした。戦後、日本が世界から一定の信頼と尊敬を得てきたのは「平和憲法を持つ国」「二度と戦争をしない国」を明言してきたからでした。
これをさらに進め、今こそ非核三原則を法律化し、拘束力を持たせ、核や武力に頼らない安全保障を構築して欲しい。国際的な信用はさらに高まり、それが安全保障にも繋がります。
ところが、安倍政権は、核廃絶のリーダーとなるどころか、「日本が核を持ち使用することも憲法には違反しないと言い始めています。この発言が、世界へ不安をもたらすことになるとは考えないのでしょうか。
憲法上、あらゆる種類の核兵器の使用がおよそ禁止されているとは考えていない」
「わが国を防衛する必要限度のものに限られる」
「海外での武力行使は必要最小限度を一般に超える」
憲法9条は一切の核兵器保有および使用をおよそ禁止しているわけではない」
と主張して はばからない安倍政権。
オバマ大統領は今日のスピーチでこう述べています。
「(核兵器という)この死の道具が狂信的な人たちに渡らないようにしなくてはなりません」
その狂人が日本にいないことを切に願います。




村上さとこ