お粗末な対応に怒り 汚染水漏れ、あきれる避難住民

お粗末な対応に怒り 汚染水漏れ、あきれる避難住民




 東京電力福島第1原発で汚染水をためているタンクから1リットル当たり2億4000万ベクレルと極めて高い濃度の放射性物質の汚染水が漏れ出たことが発覚した20日、原発立地町などの避難住民からは度重なる汚染水漏れに批判の声が上がった。「東電は一体、何をやっているのか」「放射性物質の濃度が高過ぎる」。汚染水漏れが発覚するたびに「防止に万全を期す」としてきた東電に対して、住民はいら立ち、発見が遅れたお粗末な対応にあきれた。
 双葉町から、いわき市仮設住宅に避難する自営業松本正道さん(50)は「これまでは汚染水が漏れていたと知るたびに何をやっているのだか、と思っていたが、今回はあまりにも(放射性物質濃度の)桁が違い過ぎる」と怒りとあきれが入り交じった表情を浮かべた。
 「またか、という思い。あきれ返るしかない」。楢葉町から、いわき市仮設住宅に避難する主婦(70)は怒りを込め、「これだけ期待を裏切られると、本当はもっと漏れているのではないかと疑いたくなる」と東電への不信感を口にした。
(2014年2月21日 福島民友ニュース)