トリチウム2万3000ベクレル 第1原発、海側井戸で最高値

トリチウム2万3000ベクレル 第1原発、海側井戸で最高値




 東京電力は18日、福島第1原発2号機の海側にある観測用井戸で13日に採取した水から、放射性トリチウム三重水素)が過去最高値の1リットル当たり2万3000ベクレル検出されたと発表した。ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質も同730ベクレル(17日採取)検出され、最高値を更新した。
 東電によると、この井戸のこれまでの最高値は、トリチウムが6日採取分の同1万9000ベクレル、ベータ線を出す放射性物質が13日採取分の同440ベクレル。この井戸の近くには、2011(平成23)年3月の事故直後に極めて高濃度の汚染水が漏れた電源ケーブルなどが通る地下道(トレンチ)がある。この井戸の周囲にある別の井戸2カ所でも放射性物質の濃度が上昇傾向にあり、過去に漏れた汚染水が海側の敷地の地中で拡散している可能性が高い。東電は、新たな井戸を掘り、汚染の拡散状況を調べる。
(2014年2月19日 福島民友ニュース)