排水溝で過去最高値=放射性物質濃度、大雨の影響か−福島第1

排水溝で過去最高値=放射性物質濃度、大雨の影響か−福島第1





 東京電力は23日、福島第1原発の汚染水貯蔵タンク近くを流れる排水溝で22日に採取した水から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が過去最高値の1リットル当たり5万9000ベクレル検出されたと発表した。21日採取分の同5000ベクレルから10倍以上に上昇した。
 タンク群を囲うせきでは、20日の大雨で放射性物質を含む水があふれ出たほか、タンク内の汚染水が漏出するトラブルが相次いでいる。東電は「大雨で周囲の放射性物質が排水溝に流れ込んだために上昇した」と説明している。
 この排水溝は外洋につながっており、東電はこの地点より海側の下流に土のうを積み、たまった水を吸い上げる措置を取っているが、水の流れを完全に遮断する効果はないという。(2013/10/23-11:16 時事通信