規制委「強く疑われる」 汚染地下水、海水への影響

規制委「強く疑われる」 汚染地下水、海水への影響




 東京電力福島第1原発の港湾内の海水から比較的濃度の高い放射性のトリチウムなどが検出されている問題で、原子力規制委員会は26日、定例会合を開き、委員の更田豊日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究部門副部門長が構内の汚染された地下水が港湾内の海水に影響している可能性について「強く疑われる」と指摘した。規制委は、海への流出を防ぐ対策を早期に実施するよう東電に指示した。
 東電が同日発表した1〜4号機取水口内の海水(24日採取)のトリチウム濃度は、1リットル当たり1500ベクレルで国の基準の40分の1だが、今月10日や21日の採取分より上昇している。東電は「汚染水が港湾内に漏れた可能性は否定できない」としながらも、データ不足で「(漏れたとの)判断はできない」として規制委の指摘に対し見解を示していない。
(2013年6月27日 福島民友ニュース)